話し合ってセックスレスを決めたのか、気がつけばセックスレスになっていたのか、それはカップルのそれぞれの事情があるでしょう。
今回は現状のセックスレスを改善するためのヒントを理由別にいくつか書いてみますね。
マンネリが原因の場合
会話が少ない
相手の考え方がわかってきて、特に確認することがなければ、毎日の会話が減ってきます。ひどい場合は、1日に、3言くらいしか言わない相手もいるそうです。
考えてみると、出会って最初の頃は、相手を知りたいと言う思いから、色々と質問をしたり、されたりと、多くの会話をしていたはずです。
そのコミュニケーションの上に成り立つのが、深いコミュニケーションであるSEXなのだと思います。
相手が何を考えているのかを再度考えるためにも、少しずつでも会話をしてコミュニケーションを取ることを再度心掛けてみると、その先にある深いコミュニケーションであるSEXも戻ってくるでしょう。
相手への不満が多い
家事の分担が不公平・寝室のベッドでずっとゲームをしているなどの、生活での相手への不安が少しずつ溜まっていると、とてもではないけれど、SEXの気分ではなくなります。
そこを強引に迫られたりすると、ますます不満が募りますし、内容が自分本位だったりすると、残るのは、うんざりというマイナスの感情だけになって、どんどんレスが深まります。
溜まりすぎると離婚まで行ってしまうケースもありますので、ぜひ早いうちに少しずつ不満解消を始めた方が良いですね。
フルコースが面倒に感じる場合
男性の意見の中に多いのが、フルコースが面倒という意見があります。
邪魔が入らない二人だけの空間を確保して、ロマンチックな会話をし、だんだんと気分を高めて、彼女の服を脱がせてベッドイン。彼女が何回もいくまで頑張って、やっと最後に自分もいく。
というフルコースをいつもこなそうとすると、面倒に感じてしまい、やる気が出ないことも多いでしょう。そんな時、疲れた体に鞭打ちながら頑張っていると、どんどんやる気が失せていきます。
実は女性サイドも、本心はフルコースを望んでいないことが多いのです。
この「面倒」というレベルにならない、軽いボディタッチやハグだけでも愛情の持続には役立ちます。「よし! 頑張るぞ!」という意気込みを手放してみると意外に簡単にレス脱出がみえてくるかも知れません。
相手を家族にしか思えない場合
理由を突き詰めず、「ちょっと待って欲しい」と言われて何もせずに待っているだけでは、状況は変わりません。何も変わらずに時間だけが過ぎて、不満が少しずつ積もっていきます。
まだレスが始まったばかりなら、軽いボディタッチを繰り返すことで、簡単に解消することもよくありますが、長く体が離れていると、心も遠く離れてしまっていることが多くなります。
辛いけれど、深く話し合いをして突き詰めていくと、心の奥から出てくる言葉に、「相手を家族にしか思えない」「体の関係の対象に思えない」という気持ちがあります。子育てが始まった夫婦で、「パパ・ママ」と呼び合っている関係から始まることがよくあります。
これが、とても厄介な感情で、今も未来もずっとそばにいるから「このままでいい」という結果を含んでしまっているのです。
もし、今の状態に、レスについて少しでも不満があるなら、今話し合った方が良いのだけれど、先が長いから「今じゃなくてもいいか」「また次にしよう」と先延ばしにしてしまうのですね。
この気持ちの整理ができていないうちにレス解消に効果的とされる「寝室のムードを変える」とか、「ミニスカートの下にSEXYな下着を着る」などという取ってつけたような対策をしても、何の変化もないのだろうと思います。
オープンマリッジという選択肢
別れるほど嫌いな相手ではないけど、本当にこのままで良いのかなというケースで、尚且つ原因が性的思考の不一致という場合には、選択肢の一つに加えることができるシステムがあります。
オープンマリッジというシステムなのですが、これは、不倫を公認しながら婚姻生活を継続するというもの。
不倫についての罪悪感も、不倫が原因での離婚もないということで、じわじわと選択をする人が増え始めています。
ED/早漏が原因の場合
男性のED/早漏が原因で、回数が減り、セックスレスに突入するケースが結構あるようです。もちろん他にも原因はあり、それぞれ色々工夫をされた上でのことかと思いますが、もし、まだ試していないことがあれば、是非気持ちを新たに試してもらえたら良いかなと思います。
行為は、長く激しければ良いものではありません。お互いの愛を感じながら気持ちが良くなることが大切です。長すぎるより早い方が良いという人も多くいます。
そして、一番大切なことは、相手への愛情をベースに話をすることでしょう。今までの心の傷を思い出すことや、相手に申し訳ないという気持ちを持ってしまいがちな内容ですので、そこも含めて愛情で埋めていくことが必要になります。
早漏の場合2回目が本番
1回目は、無理せずさっさと終了させ、2回目を本番と考える。
道具を使う
早漏の場合挿入の前までに、女性をできるところまで仕上げてからという作戦です。
EDの場合挿入の代わりに、最初から最後まで使い、可能なら挿入するという使い方になります。
多い人だと、10種類程度のおもちゃを使用するそうです。
トレーニングをする
射精の直前に我慢をすることを繰り返すと、次第に射精までの時間が伸びるといいます。このトレーニングには、女性の協力が必要になりますので、色々話し合って進めていくと良いでしょう。
オーラルの場合も、寸前に止めて我慢することの繰り返しが必要です。
薬を使う
早漏の場合、刺激を抑えるスプレーや飲み薬で射精を遅らせる効果を得ることができるそうです。
EDは専門の医師がいるので、お薬の相談が可能です。
サプリでも、効果が高いものもあるので、試してみると良いでしょう。
指定医薬部外品エデースぴったりのものが見つかればとても効果的なので、上手に活用していければと思います。
原因を探る
私は、コーチングを提供しています。このデリケートな問題をお薬ではなくお話で解決しています。少しカウンセリング的なお話になりますが、機能的に問題がない場合、時間を伸ばしたり、可能にすることができたケースがあります。
意外なことかもしれませんが、今までの人生で誰かに言われた小さな言葉や体験が原因になっていることが多々あります。色々なことが複雑に絡み合っての現在の体の状態ですので、振り返ってすでに心の奥に抑圧している原因を特定してみると良いでしょう。
まとめ
今急増しているセックスレスカップル。意外に簡単なことで解消できそうだと思いますが、いかがでしょうか?
カップル解消を考えているわけではない場合、せっかく出会った相手と仕切り直してみたら良いと思います。このままだと、不満が募り、下手をすると最悪の場合憎しみに変わってしまいますから。
相手を愛することができる自分を発見して、愛する・愛し続けようという決意を確認し直して行動を起こしていくと良いでしょう。