ディズニー映画のように、白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるのを夢見るのは、女子なら誰でも経験があることかと思います。男性も「この女性とずっと一緒に愛を育めるなら、彼女と家族を一生守っていきたい」と理想を描いています。
でも、実際に結婚という人生の大きな変化の後は、理想通りの生活ができているのでしょうか? 白馬に乗った王子様が、ソファに寝そべるぽってりしたおじさんになってしまったり、ずっと一緒に愛し合うはずの相手と、話もしない寂しい毎日が続いていたりと、理想と現実には大きなギャップがありそうです。
今回は、理想の結婚と現実のギャップに気づき始めの皆さんのリアルな思いを書いてみました。
結婚相手に求めるもの
結婚前の男女が相手にどんなことを求めているのか、書いてみます。結婚されている人は、ご自分が結婚前に期待していた内容と比べてみて下さいね。
性格が良いこと・優しいこと
優しいのはもちろん、相手のことを自分のことのように思いやることができる人。
相手に自分の意見を押し付けない人で、ずっと尊敬できる人が理想的。
価値観が合うこと
金銭感覚のずれがないこと。
好きなものやことが同じという相手なら、考え方も似ているはず。
誠実・家庭的なこと
浮気をせず、自分のことだけを思ってくれて、自分のために家事をしてくれる。家族のためにお金を稼いできてくれる。家の中を整えてくれて、心地よく過ごせるようにしてくれる。
結婚相手に、当たり前に望むことかもしれませんね。
結婚の決め手
ここで、上記の理想の中から、実際に既婚者が結婚の決め手になった内容は、ダントツで「人柄が良かった」からだそうです。
そして、「この人とずっと一緒にいたいと思う」という気持ちが結婚の決め手になったと考えている人が多いです。
女性の場合は、「この人の子どもを産みたい」という本能的な希望も加わります。
結婚後の不満
理想と現実が同じなら、誰もが幸せな結婚生活を送ることができます。離婚まではいかないにしても、多くの人が結婚生活に満足していないのは、どうしてなのでしょうか?
金銭感覚・価値観が違っていた
金銭感覚は、結婚前の同棲など、生活を共にしないとわからない部分が多いかと思いますので、結婚後に不満に思い始めるのも無理はないかもしれません。
共働きで、お財布を別にしているにしても、大きな買い物は相談をしてすることになります。一人の収入に頼る場合には、特にこの金銭感覚のずれは、致命的なことになりかねません。
小さな違和感を感じたら、すぐに理由を追求した方が良いでしょう。
結婚前に見えていた性格と違う
結婚前にはわからなかった本当の相手が見え始めると、違和感を感じる人が多いようです。
結婚によって変わったのか、本来の自分を隠して相手に合わせた話をしていたのかはわかりませんが、不満を感じ始めたら、大きく溜め込む前に解決したいものですね。
特に女性は、子どもを産むことによって、どんどん性格が強くなっていく傾向が強い人が多いので、ある程度男性を立てることや、意識的に優しく接するようにしてみると良いかもしれません。
自分の時間がない
結婚前にはあんなにずっと一緒にいたかったのに、結婚をすると、自分一人の時間がずいぶん減ってしまうことに不満を感じる人が多いようです。
ただ、これは家族を持ちたいという思いから結婚し、「誰かと一緒にいる」という行動に対しての不満です。一緒にいて幸せだけど、自分の時間がなくなるということですね。
考え方を、自分の時間がなくなったところにフォーカスしないで、一緒にいて幸せという面に戻してみると良いかもしれません。結婚という一つの現象の裏と表ですからね。
親戚関係の付き合いが大変
「結婚は、個人間のものではなく、家同士のもの」という言葉があるほど、人間関係は複雑に煩雑になります。この辺りは、親が大変な経験をしていたのを見ていなければ、いきなり予定外の大変さに根を上げてしまいそうですね。
結婚に求めること
もちろん誰もが「幸せ」になるために結婚をすると思います。どんな幸せの形を望んでいるのでしょう?
豊かな人生を送る
せっかく出会って、結婚をするというご縁があった相手と、仲良く一生楽しい時間を過ごすのが理想的ですね。出会いから時間と共により仲良くなっていくなんて素敵ですね。
どんなことも相手と一緒に乗り越えていく
ともに過ごす長い時間には大変な時もあるでしょう。いつまでもお互いを思いやりながら、何が起きても一緒に相談して、乗り越えていきたいと思います。
結婚の理想と現実のギャップ
理想と現実が同じなら、とても幸せな人生を送ることができますね。これは結婚に限らずですが^^
でも現実は、かなりの人がこの理想と現実のギャップが大きいと感じています。
理想と現実のギャップを感じるようになったら
ギャップを大きくしないために大切なことは、「あれ?」「なんで?」と思ったらすぐに相手に確認をすることだと思います。
一緒にいられると思っていたけど、放置されてつまらないと思えば、「ねえ💕忙しいの?」とか質問してみたり、質問される立場なら、「これからちょっと仕事をしようと思うから、あと2時間くらい待っててくれる?」などの気軽な会話が小さなギャップを埋めてくれます。
簡単にギャップを感じなくなるためには、恋人同士の頃のように、時々外で一緒に食事をして、会話を楽しんでみると良いかもしれません。
そして、もし結婚記念日やお互いの誕生日をスルーしていたら、改めてお祝いをするようにしてみると、気分が変わってくるでしょう。
まとめ
まだまだフランスのように結婚前に同棲期間を持つのが当たり前という社会ではない日本は、結婚をして一緒に生活を始めた途端に、相手の知らない面を見ることが続き、驚いてしまう人が多いですね。
お見合いなら、最初から相手のことを知らないという前提なので、ギャップを感じることは少ないようです。それでも、ご自身が考えていた結婚生活についての理想と現実にはギャップがあると思います。
今回は、理想と現実のギャップに気づき始めた人たちの気持ちを書いてみました。このままギャップが大きくなると、とてもつまらない人生になってしまうので、ギャップが小さいうちに埋めることをお勧めします。飛び越えない初期対応がとても大切です^^