夫婦喧嘩は犬も食わない・喧嘩するほど仲がいいなど、巷には夫婦喧嘩に関する言葉があります。今回は、主な夫婦喧嘩の原因と、上手な終了方法を書いてみます。喧嘩が多いご夫婦は是非読んでみてくださいね!
犬も食わない夫婦喧嘩で、離婚などということにならないように^^
夫婦喧嘩の主な原因
相手の言葉
お互いに遠慮がなくなり、思ったことをストレートに、ダイレクトに伝えてしまうことが多くなる関係です。親子もそうですが、夫婦の間でも、言った方はスッキリ・さっぱりしますが、言われたほうは、グサっときて、傷ついたりイライラしたりすることがあります。
相手の行動
片付けない、やりっぱなしなど、いつもだらしなく散らかされると、片付けるのも嫌になります。専業主婦/主夫だとしても腹立たしいので、共働きだと余計でしょう。文句を言うのも嫌になるかもしれませんね。
考え方の相違
今後の家族方針、子どもの教育・習い事について考え方が大きく異なることがあります。お互い育ってきた環境も、経験も異なるふたりが家族になるのですから、子育てについての意見が異なるのは当然です。ここは、しっかりと話し合って、子どもの将来のために一番ためになる道を選択したいものですね。
コミュニケーション不足
仕事で疲れることも多く、ちょっとしたことを伝え忘れると喧嘩になります。自分からするとちょっとしたことなのですが、相手にとっては大きなことも多いのです。
例えば、晩御飯は要らなかったのに、予定を伝え忘れてしまうと、ご飯の支度をしてしまったり、食べずに待っていてくれたりということも起こります。
常日頃のコミュニケーションがうまくいっていると良いのですが、日常的に不仲の場合、何か相手の不手際があると、いつ爆発してもおかしくない緊張状態が続きますね。
仲直りの方法
SNSで仲直り
自分が悪かったかな・仲直りしたいなと思っていても、口に出して謝るのはバツが悪いもの。
こんな時便利なのは、SNSですね。いつものメッセージで、「さっきはごめんね」と一言。
または、喧嘩を振り返る意味も含めてお手紙風にしてみても、自分の気持ちの整理にもなるので良いかもしれませんね。
挨拶で仲直り
すぐに仲直りすることができない場合、次の朝が最初のチャンスになります。
何事もなかったように爽やかな笑顔と共に「おはよう〜」と言ってみると、喧嘩歴が短いカップルは、簡単に仲直りのきっかけになるでしょう。
プレゼントで仲直り
長引いてしまった喧嘩の後に、お花のプレゼントでふっと力が抜けてしまうこともあるでしょう。
晩御飯が、好物ばかりだったりすると、怒っていた気持ちもどこかにいってしまうでしょうね。
夫婦喧嘩はどのくらい続くの?
ほとんどの夫婦喧嘩はその日のうちに解消するようです。
が、いつも長引くようになってくると、早めに対応を考えた方が良いかもしれません。
慢性的に夫婦喧嘩の状態が続いていると、ほとんどのケースで離婚に進んでいきます。
なるべく小さな喧嘩のうちに、解決方法を学習して、より深く相手を知る練習を重ねていくことが、夫婦円満の秘訣です。
もし、原因が相手の〇〇だ!と思う場合は、相手の立場に立って考えてみましょう。自分にも反省するところが何かしら見つかるのではないでしょうか。
せっかくご縁があった最愛のパートナーと、添い遂げるために、小さな努力を積み重ねてみましょう。
夫婦喧嘩をするときどう反応するタイプ?
一般論ですが、喧嘩をすると、女性が叫び、男性は黙るというパターンが多いようです。
もちろんこれは、個人差があることですので、みんなに当てはまるわけではありません。
現に私は、言いたいことを言えず、黙って怒りを溜め込み、元夫は質問しても返事をしない相手をどう扱って良いかわからなかったようです。
この反応に関しては、それぞれが育ってきた中で身につけてきた方法なので、すぐに方法を変えることはできないと思います。少しずつでも、会話として成立させるために、現在の自分の思いと、どうしていきたいかを伝えて、相手の意見を少しずつ引き出す努力が必要になります。
黙って相手への不満を溜め込んでも、相手の話を聞かずに自分の不満を叫んでも何も解決しないということを知っておくと、次に何をするのが良いかが見えてくるのかなと思います。
もちろん、この関係をこの後どのようにしていきたいかというゴールをもう一度明確にすることが最初のステップです。ここを明確にするだけでも、改善に向かっていく場合もあります。
夫婦喧嘩は、未来を考えるきっかけを与えてくれるプレゼントだと考えると、解決も楽しくなってくるのではないでしょうか?
夫婦喧嘩をしない夫婦は50%
夫婦喧嘩って、みんながするのかと思いきや、意外に半数の夫婦は1年に1回以下しかしていないというアンケート結果が出ています。
半数の夫婦は夫婦喧嘩をしているのですが、月1・週1・毎日とそれぞれのペースがあるようです。
長く時間を過ごす夫婦の間で、できれば喧嘩はない方が良いと思うのは私だけではないでしょう。
夫婦喧嘩を離婚に発展させないために気をつけたいこと
親の悪口は言わない
喧嘩が続くと、喧嘩の原因だけでなく色々な不満が飛び出してきます。
その時気をつけたいのは、相手の親の悪口は言わないことです。誰だって親のことを悪く言われて良い気はしません。喧嘩の中でいつもの不満を怒りに乗せて言われると、相手も冷静ではいられなくなります。
容姿については言わない
親のことを言われると、自分のルーツを貶されたように感じます。
喧嘩の勢いで金銭面の文句を言わない
相手の行動に対して怒っていたはずなのに、気づくと相手の収入についての文句に変わっている。
不満が一つだけではない場合、その時の喧嘩の原因以外のことも色々言いたくなります。
相手が家計に入れるお金が少ないということは、相手の毎日の努力・人格の否定につながりますので、この話をするときには、個別のテーマとして話をする必要がありそうです。
原因になりがちなポイントであるからこそ、しっかりと分けて話をしましょう。
結婚しなければ良かったはNG
「あなたなんかと結婚しなければ良かった!」という言葉には、結婚後の時間は全て無駄だったと、強く否定してしまいます。喧嘩の修復どころか、結婚生活を終わらせ、離婚に向かわせてしまう言葉ですので、怒りに任せて叫ばないように注意が必要です。
この結婚は間違っていた・結婚したくなかったなども同じような意味の言葉です。
まとめ
私は、自分が離婚を経験しているので、どちらかというと離婚をしたい人の背中を押しがちです。
でも、夫婦喧嘩を始めたばかりの人には、修復への道を進めます。なぜなら、夫婦喧嘩を上手に乗り越えた夫婦は、とても仲良く人生を共にしていくことができるから。
夫婦喧嘩は幸せの種なんです。
できれば、愛し合って結婚した人と、どんどん仲良く素敵な時間を過ごすことが理想だと思います。
もちろん、どんなに修復しても元には戻らない場合は、幸せな離婚を勧めます。