オープンマリッジ

オープンマリッジ 結婚
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オープンマリッジというシステムが存在するのをご存知でしょうか?

正式な結婚をしながら、婚外恋愛を認め合うというまだ日本には馴染みが薄いシステムです。

今回はこの、オープンマリッジについて、詳しくみていきましょう。

オープンマリッジとは

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オープンマリッジは、1970年代にアメリカの社会学者である夫婦が提唱した婚姻関係のことです。法的に入籍をしている配偶者以外の相手と恋愛関係になるのをお互いに納得し、承諾する夫婦の形式と定義されています。お互いの合意の上で「浮気を認める結婚」システムです。

オープンマリッジのルール

オープンマリッジ
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ルールは、夫婦ごとに決める内容ですが、よく使われるルールとしては、

・相手の行動を詮索・干渉しない

・交際相手にオープンマリッジのことを伝える

・決めたルールを守る

・Sexの回数を制限する人もいる

オープンマリッジのメリット

Sexに関する問題の解決

仲の良い夫婦関係でも、他の点では問題ないのに、Sexについては嗜好の違いや、いつの間にか陥っているセックスレスで、100%は満足していないことがあります。

オープンマリッジのシステムを上手に活用できれば、こういったストレスの解消につながります。ストレスが解消されることで、お互いを大切にする心の余裕が生まれます。

新鮮な関係を維持できる

結婚後何年かすると、恋人であった相手が「家族」になることで、お互いに刺激がなくなり、マンネリ化が始まります。

マンネリを打開するための方法はいろいろありますが、オープンマリッジはマンネリ改善のための選択肢の一つになっていくでしょう。

オープンマリッジのデメリット

嫉妬が生じる

お互いに納得の上で始めた内容であっても、いつもお互いに良好な状態をキープできるとは限りません。その場合、上手くいかなくなった方が相手を羨ましいと思うこともあるでしょう。

本気になってしまう

これは、不倫と同じ原理ですが、いくら契約でお互いに決めた関係であっても、人間も動物。理性では抑えられない感情が生じてしまうこともあるでしょう。

こうなった時は、残念ながら関係を解消して、新しい相手との再スタートをすることになります。

相談できる人が少ない

そもそも、オープンマリッジに賛同する人が少ないので、その関係の中で生じたトラブルについて、親身に相談に乗ってくれる人は少ないかもしれないでしょう。

配偶者以外との外出も、配偶者を知る友人は快く思わない人が多いので、活動はお忍びでのお楽しみになることが多いでしょう。

肯定意見

・結婚というステイタスをキープしながら色々な男性と関わりを持てるのは、理想的。

・いつも刺激があり、美しくいられそう。

・女性としての魅力を維持できそう

反対意見

・世間体が悪い

・病気の感染が怖い

・周りにオープンマリッジのシステムの理解をしてもらうことが難しい

・相手の交際相手に嫉妬してしまうと思う

まとめ

このオープンマリッジについては、選択するのはハードルが高いカップルが多いかと思います。

ただ、世間体を重んじて、離婚ができない場合や、お互いに契約を守れる場合には挑戦してみるのも良いかもしれません。

それぞれの夫婦の形を整えるための選択肢の一つに加えるのもありですかね。

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