不倫とは何かということから、不倫をする人の心をのぞいてみようと思います。「良い不倫」と呼ばれる不倫が存在しているようですが、どのような不倫が「良い不倫」なのかも考えてみようと思います。
不倫って何?
不倫とは
既婚者が、配偶者以外の相手に好意を持ち、肉体関係を持つことを不倫といいます。
浮気との違いは、カップルの婚姻関係の有無になります。
法律的には、不倫ではなく、「不貞行為」という民法上の不法行為になりますので、被害者には加害者に対して損害賠償の請求権が発生します。
言葉的には、「婚外恋愛」と呼ばれることも多い関係です。
不倫は文化?
芸能人の不倫報道を見るたびにがっかりされる方も多いと思います。清純そうなイメージや子煩悩なイメージがガラガラと崩れるような気がします。
売れている芸能人や、若い実業家の中には、「不倫は文化」などと豪語する方もいらっしゃいます。自分はモテるぞという確信が言わせているのかと思います。少数派ではありますが、強く同意される方もいるかもしれません。
日本では、法律に違反する行為になるわけですので、諸手を挙げて肯定するのもどうかと思いますが、法律に違反する行為がこれだけ蔓延しているというのは、止めても止められない行為なのだろうと思う次第です。
必要悪といいますか。。。理性の塊のような人も誘惑に負けているところをみると、人間の性(さが)に逆らうのは難しいのでしょうかね。
不倫肯定派
まあ、バレないようにうまくやればいいじゃん! という人たちです。
配偶者を傷つけることなく、子どもに悲しい思いをさせることもなく、不倫相手も自分も幸せなら、それでみんなHappyだよね! という考えです。
確かに、周りを欺き、ご自身の心を1ミリの罪悪感も感じることなく欺ききることができれば、結果的にはそれもありなのかもしれませんね。
言ってみれば、このパターンは「良い不倫」に入るのかもしれない、本当に誰も傷つけないなら。
不倫否定派
自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない。小さい頃から私たちが耳タコで聞いて育っている言葉です。これに基づくと、
はい。不倫など、言語道断です!
神様はみてますからね。ご自身の良心に沿った生活をしようではありませんか。
人の道を外れずに、真っ直ぐに歩いて行きますよ〜。
ご自分は不倫はしないし、配偶者もするはずはない。でも、もしお友達や子どもが加害者、被害者になったときには、そう毛嫌いせずに、話は聞いてあげてくださいませ。不倫に関して、男性・女性の考え方の違いも大きく、興味深いところもありますよ。
不倫をする人の心理
不倫開始のパターン
男性の場合、一番多く聞くのは、奥さんが妊娠中に、処理できなくなった性欲の吐口としてというパターンです。
もちろん、長引くと後々結婚に影響を与えるなどとは全く考えず、一時の関係として肉体関係を持ちます。
他に、女性に多いのが配偶者となんとなくしっくりいかない状況を解決することなく、優しい言葉で自分を認めてくれる相手に身も心も奪われてしまうパターンです。心を元気にするために不倫をするという印籠をかざす場合です。
配偶者に求めるべき愛情を外に見つけてしまうと、強い引力にひかれ、身動きができなくなることもあります。
不倫が終わる時
ある日突然、楽しく夢の中でフワフワしていた次の瞬間に現実を見て、一瞬で目が覚めるように終了することが多いようです。
不倫相手に新たに子どもができた時、いつまでも結婚相手との関係を精算しないということがわかった時。配偶者にバレて、修羅場チックな謝罪をして元サヤに収まったときなどが一般的な収束です。
バケツで頭から氷水をかけられたように、目が覚めた感覚を覚える方がたくさんいます。
不倫が本気に変わる時
きっかけはどうであれ、配偶者より不倫相手と残りの人生を共に行きたいという感情が生まれ、本気を確信できたら、また新たな悩みが発生します。
この状況では、本気の愛情を欺いて、今までの配偶者との時間を過ごすことが苦痛になってくるはずです。
こうなってしまったら、運命と思い、一つを精算して、新しい方向に進むのが鉄則です。そうしないと周りの人全てが泥沼にはまりますから。
一つ気をつけなければいけないことは、結婚の精算を経て、心の成長ができたかの確認が必要だということです。
往々にして、このパターンは、現状逃避から起こりますので、新しい生活でも満足ができない状況に陥った場合、また違う相手を探し始めることがあります。
満足できない状況から逃げ出すための不倫は、エンドレスです。
不倫をされた人の心理
不倫に心を殺される
被害者ですので、悲しいし、辛いし、悔しいし、恥ずかしいです。
配偶者の不倫を知り、平気でいる人はいないでしょう。やりきれない思いで胸が苦しくなり、心がざわざわします。
最近SNSで見かけるサレ妻・サレ夫と自分を呼び、気持ちを吐き出す行動も多く見られます。初期段階での辛い気持ちを誰かに聞いてもらうのは、少し心の助けになるかと思います。
トラウマになり、配偶者ばかりか、異性との性行為が一切できなくなる人もいます。癒すためには長い時間が必要になります。
まさに不倫に心を殺されてしまうのです。
不倫を前向きに捉える
多くの人は、大きな変化を選ばず、その場にとどまること、過去の痛みを胸に抱いて生きることを選択します。変化に必要なエネルギーを使うことより、とどまる我慢を選びます。
ご自身がどのステージにいても、どの瞬間にも選択のチャンスがあります。
自分の今までの人生に起こったことは、全てこれからの人生のための判断材料と考えてみたらどうでしょう。
あと何年の人生かは時計を進めてみないとわかりませんが、自分をここまで苦しめた人とは、今後一緒にいなくて良いのは、素晴らしいことだと考えてみると、すっきりします。
もちろん、お子さんがいらしたりしたら決断は単純ではないでしょうが、ここで学んだことは全て未来の幸せの種になると考えると、力が湧いてきます。
不倫をする人とされる人の今後
不倫する人は、自分の行動の結果を予想してみて
どんなに家庭に不満があったとしても、していることは不倫です。
不倫をしているときは、バレた瞬間に全てを失う可能性をはらんだことをしているという自覚が必要です。
周りには許してくれる友人や、目を瞑ってくれる人もいるでしょう。中にはけしかける人もいるでしょう。そもそも、不倫をする人は、親のモラル教育が足らなかったのかもしれません。
でも、基本、配偶者に知られたら人生が大きく変わると思っておいた方が良いと思います。
そうならないためには、危険な不倫を楽しむより、配偶者との楽しみを見つけた方が何倍も何倍も素敵な人生になるはずです。
不倫された人は次のアクションを考えてみて
- 悔しいけど我慢して配偶者の謝罪を受け入れる
- 悔しいので、相手にも同じ思いを味合わせる
- 許せないので、慰謝料をもらって離婚する
- 決定的な証拠がないので、調査を依頼する
- 自分を磨いて、幸せになり、相手を見返す
同じ不倫という現象を突きつけられて、それに対する行動は人様々です。思考のルートが皆違うから当然です。ご自身が苦しくなければ良いけれど、少しでも苦しさを感じるのであれば、少し違う道を探してみると良いかもしれません。
不倫からの復縁
不倫から復縁という選択をする方が思いのほか多いのも事実です。
一つだけ思うのは、また同じことを繰り返して、辛い思いをしないでほしいと思います。
今までより、たくさんたくさん話し合って、全てのことを二人で共に解決していこうという固い決意をもって臨んでくださいね。
まとめ
不倫は文化。とまでは言いませんが、奥深いものから、薄っぺらな不倫、それぞれいろいろな事情に彩られている不倫について考えてみました。
考え方、感じ方は人それぞれですし、出てくるアクションも様々だと思います。
長い時間同じところにいてしまったなと思う場合は、そろそろ動き出すことを考えてみてください。
あなたの心が一番幸せを感じることができる方法を探してみてください。
Love Infinityのオンラインコーチングでどんどん幸せの実感を増やしていきましょう。動きたいけど動けない時にはお試しくださいね。
コメント