以前は、結婚相手は内面重視というのが一般常識でしたが、現在は外見で相手を選ぶ女性が増えているようです。
さて、その心理は?
女性の変化
昭和
昭和の1985年頃までは、女性が家で家事をする専業主婦という仕事をイヤイヤでもするのが当然の時代で、高学歴の女性も外で仕事をせずに専業主婦という存在を選択することはよくあることでした。
外でバリバリ働く環境も整っておらず、子どもを預けてまで働くと、世間の風当たりが強い世の中でした。
そのころの夫婦間には、夫が妻子を養うという不問律が横行していたため、養っていただくために、女性は色々なことを我慢していました。
当然、当時夫を決めるためには、「稼ぎが良い男」を選ぶことになります。恋愛と結婚は別と割り切る女性も多かったのです。
そして、稼ぎの良い男と結婚するために、女性は、相手の容姿や、性格を見ないことにしたケースも多くあったはずです。
平成
その後、女性の社会進出が進み、現在は、女性が仕事をすることが当たり前になり、女性が養ってもらう婚姻のパターンが減少します。併せて、結婚をしながら、仕事を続けるより、仕事をバリバリ続けようと考える女性が増えてきました。専業主婦という存在大幅に減少します。
自ら稼ぐ女性は夫に養ってもらう必要はないわけですね。
男性の変化
以前は稼ぐことができれば、外見の良い奥さんをもらうことができました。そして、奥さんは家で家事を専業とするのは、良い男のステータスでした。
時が過ぎ、今や稼ぐ女性が男性を外見で選ぶ人が増えてきました。
綺麗な女性とお付き合いをしたいのであれば、自分も外見を磨かなくてはいけないのです。
若い世代には、すでにその風潮を察知して、ジムに通い、エステに通う男子も増えています。
まとめ
鳥や動物の中には、メスの気を引くために、美しい外見をして、派手な歌やダンスをする種類がいます。
どうやら人間も、動物の本能を大切にするようになってきたようですね。
今回は、外見についてのお話をしましたが、もちろん、結婚の相手として、一番大切なのは、相手との相性、将来についての考え方などの中身であることは、今も昔も変わりません。
今後は恋愛と結婚の間のギャップがどんどんなくなっていくのでしょうね。